こんにちは!2歳差育児に奮闘中のJUNKOです。
今回は「子育て×同意」についてお話しさせていただこうと思います。レバイン式子育てで学んだ大切な概念の一つであり、子どもの自己肯定感に直接つながる大切なコンセプトとして我が家で取り入れてます。
日本社会ではなかなか出会わない価値観(むしろ避けがちな価値観?)な気がします。私もレバイン式子育てに出会うまではあえて意識していませんでしたが、子育てにおいて向き合わうべき大切な概念だと感じて取り入れることを意識しはじめました。「同意」の概念や「同意」がそもそもなんで大事なのと疑問に思われた方は、まずはアイシャの記事を見ていただくことをおすすめします。
「同意」の概念とは?
レバイン式子育てで大事にしている「同意」を一言でまとめると、
同意とは
「自分の体のことは自分で決める」
ということになるかと思います。
この概念をどう伝えれば良いか私は試行錯誤しながら、当時4歳だった娘に対して、次のように語りかけをすることを繰り返し言うことを意識していました。
つまり、
「あなたの体はあなたのものである」という感覚を分かってもらうことです。
あまり難しく考えずに日常からできることから取り入れてみました。
日常生活での「同意」の実践方法
①朝着替える時
寝ぼけた娘に洋服の選択肢を朝出したところでよく「ママが決めて」「ママが好きなやつがいい」ということが多かったのでそのような場面で、
もちろん機嫌が悪い時もありますが、何も言わずに勝手に親が決めたものを着るよりかは自分で考える機会が増える感覚がありました。
②触れ合う時
今までの私は無意識に娘の身体をくつぐったり、抱っこなど勝手にしていました。でも良く考えてみるとこれも”同意”を得ることに当てはまるのではないかと考えました。だから抱っこやハグを含めて、娘側から求められない限り、
もちろんいいよ!と言ってくれることがほとんどなのですが、習慣的に聞くことによって娘も慣れてきました。
続けることによって同意を得られないまま他者から不適切な行為があった場合にそれを違和感として感じれるようになって欲しいと願ってます。
③歯磨きをするとき
4歳になってから歯磨きをするのも大分楽になったのですが、歯磨きも相手の身体に触れる行為なので「同意」を得るに値することに気づきました。
毎回これでスムーズに行くわけではないのですが、娘なりにちゃんと理解しているのだと思います。無理やり押さえつけて歯磨きをするよりもすんなり行く回数が増えた気がします。
各家庭において色んなシチュエーションがあるかと思いますが共通点としては、
■子どもに事前に許可をもらう
■理由を丁寧に説明する
ことにつきると思います。
「同意」を取り入れた子育てのメリット
「同意」について子育てに取り入れるメリットは色々あるかと思いますが、実践後の娘の変化として一番感じるのは「自己主張する力」を身に着けることにつながった点です。
「自分の身体なのだから、自分でどうしたいか決めていい」という習慣づけをすることで、自分の体について自分自身で考えて決めることが増えました。自分の体のことだけでなく他にも影響し、普段の生活の中でも自分の意志を伝える力を身につけることにもつながったと感じます。自分自身の存在を大切にすることの重要性を理解してきた感覚もあります。また、将来的には子どもが他者からの不適切な身体的な干渉にきちんと反応し、自分を守る能力を身に付けることにつながることを願ってます。
なかなか学校教育では教えづらいトピックかと思うので、家庭内こそ一番安心して話せる環境なのではないでしょうか。最近では分かりやすい絵本も出ていますので是非みなさまのご家庭でもできることから取り入れてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。