※このページにはプロモーションが含まれています
今日も、英語ネイティブのママとして、今すぐ使える簡単な「おうち英語の語りかけTIPS」を皆さんに紹介したいと思います。
このTIPSは全て、こちらの動画をベースにしているので、まずは動画をご覧ください。
こちらの動画は、私が運営している、おうち英語の語りかけYouTubeチャンネル「バイリンガルベイビー英会話」の3本目の動画です。1本目の動画のレッスンをご覧になりたい方は、こちらをクリック読んでてください!自己肯定感を伸ばす語りかけの例文も沢山入れているのでぜひ最後まで読んでてください!
今回の動画では、0歳〜6歳のお子さんに対して使える簡単な英単語を紹介しています。
This is 〜 (pink / red).
これは〜色だね
⚠この英語の表現のバリエーションフレーズをご紹介します⚠
目次
英語ネイティブの親は色の単語を0歳から教えている
日本の親と同様に、英語ネイティブの親もPinkとかRedとか、色の名前を0歳から教えています。
アメリカでは「色」をテーマにした英語のボードブック(赤ちゃん用の絵本)が非常に多く出版されていて、うちにもたくさんあります。その中で圧倒的に皆さんにオススメしたいのが、こちらの「Babies Love Colors」です!
Babies Love Colors(Cottage Door Press)Michelle Rhodes Conway (著), Fhiona Galloway (イラスト)
こちらの絵本を使えば、赤ちゃんに対して本当にさまざまな語りかけができるので、別の記事でそれをご紹介しますね。
簡単にいうと、この絵本をオススメする理由は2つあります。
1)仕かけの部分も固くて丈夫
2)「好き」について親子で対話できる絵本
多くの仕かけ絵本は、幼児向けのボードブックでも、仕かけの部分が薄い紙でできている絵本が多いのですが、この 「Babies Love Colors」 は仕かけのところまで非常に分厚くて、乱暴に扱われてもなかなか壊れません!
もうひとつのこの絵本の好きな理由は、それぞれの色を紹介する時に、必ず「I like〜〜 (red/orange)」というフレーズから始まります。色の名前を暗記することは、もちろん大事ですが、その先にあるのは、
色を使って「子どもの意見」や「親の意見」について話し合うこと
これがとても大切だということ。この絵本を使えば、そういったことも可能になるのです。
年齢別の「色」についての語りかけ
前置きが長くなりましたが、ぜひ、0歳の赤ちゃんからでも、家の中で「色」について英語で語りかけてみましょう!
RedやPinkなどのような英単語は、誰でも知っているはずなので、ここで紹介する語りかけて例文を真似して、お子さんに話しかけてみてください!
まず、家の中には(そして世界中にも!)色が溢れていることを覚えておきましょう。
つまり、赤ちゃんが0歳から、どこに行っても親が英語で「色」のインプットをしてあげることができるはずなのです。
0歳〜6歳
見て! これ、赤い消防車。カッコいいね!
《ネイティブのママの英語音声》
どの絵本が読みたい? この絵本は赤い。こっちは青い。
《ネイティブのママの英語音声》
すごい! 色が沢山あるね。これは赤。これは青い。どれが好き?
《ネイティブのママの英語音声》
お子さんに色の好みを聞く時に、ジェンダーバイアスがかからないように気をつけましょう。性別関係なく、さまざまな色の選択肢を与えましょう。
例えば、女の子の場合、
❌ Look at all these colors! Wow! This is red. This is pink. This is purple. Which one do you like?
(すごい!色が沢山あるね。これは赤。これはピンク。これは紫。どれが好き?)
◎ Look at all these colors! Wow! This is red. This is blue. This is green. Which one do you like?
(すごい!色が沢山あるね。これは赤。これは青。これは緑。どれが好き?)
この記事の一番下に、ジェンダーバイアスをなくすための英語での語りかけ方を紹介しているので、ご興味のある方はぜひ最後まで読んでください。
料理しながら「色」について話そう
見て! ニンジンよ! オレンジだね。オレンジ
(ニンジンを見せながら言いましょう)
《ネイティブのママの英語音声》
ママは、真っ赤なピーマンが大好き! みて、赤だね!
(ピーマンを見せながら言いましょう)
《ネイティブのママの英語音声》
このお鍋にいろんな色が入っているね。白いかまぼこと緑の菊菜。
《ネイティブのママの英語音声》
お風呂で「色」について話そう
お風呂のおもちゃはカラーフルだね! トマスは青。この小さなおもちゃはピンク。
《ネイティブのママの英語音声》
ほら、見て! アヒルさんがいるよ! 何色かな?黄色だね!
《ネイティブのママの英語音声》
色について話す時も自己肯定感アップのチャンス!
残念ながら色に関わる「ジェンダーバイアス」が多いです。
ジェンダーバイアスとは
ジェンダーバイアスとは、人や社会が無意識のうちに性差や男女の役割、そして性的マイノリティなどの人々について固定的な思い込みや偏見を持つこと。
https://ideasforgood.jp/glossary/gender-bias/
日頃、私たちが経験しているジェンダーバイアス、そして私たち自体がやってしまっているジェンダーバイアスの事例は多すぎて一本の記事には書ききれませんが、子育ての場面だけでも、こういうジェンダーバイアスは少なくありません。
■女の子だからなんとなくピンクを与える
■男の子だから戦いごっこするのは普通
■女の子の育て方と男の子の育て方を変えないといけない
子どもは0歳から社会にあるさまざまなバイアスに影響されるという科学的な研究結果もあるので、ぜひ、赤ちゃんの頃から「色とジェンダーは関係ない!」ことを教えましょう。ぜひ、皆さんご自身の子育ての軸を探す時に「ジェンダーバイアスをなくす」子育て法を探していってください。
ちなみに、ジェンダーバイアスをどのように子どもの中でなくせばいいのかに興味のある方は、ぜひ、この2人の親御さんのジェンダー体験談とアドバイスをご覧ください。今日からすぐに使える語りかけのTIPSがあるので、興味があればぜひこちらとこちらをCHECKしてみてね!
ちなみにジェンダーバイアスと自己肯定感の関係性も深いです。なぜかというと
ジェンダーバイアスのない育てをされた子どものほうが「女の子だから〜」や「男の子だから〜」という社会的な無意味なルールに縛られず、本当の意味で自分らしく生きていけるからです。
では、ジェンダーバイアスのない「色」についての英語での語りけ方をいくつか見てみましょう。
そっか、お風呂に入るのがあまり好きじゃないのね。それでも大丈夫!だってママも好きじゃないことは多いから。お風呂はね、体をきれいきれいにするために入らないといけないけど、◯◯ちゃんはあまり好きじゃないならすぐにあがろうね。
《ネイティブのママの英語音声》
どんなTシャツを着たい? こっちはピンク。こっちは青。どんな色でも選べるよ!
《ネイティブのママの英語音声》
使ったセンテンスのまとめ
今回は、一日の中のさまざまな場面で、子どもに英語で「色」のインプットをする方法をいくつか紹介しました。合わせて、子どもの自己肯定感につながる「色についての話し方」も紹介しました。
では最後に、今回の記事で紹介したセンテンスをまとめておきましょう。
- Look! This is a red firetruck. It's so cool!
- Which book do you wanna (want to) read? This one is red and this one is blue.
- Look at all these colors! Wow! This is red. This is blue. Which one do you like?
- Look! A carrot! It's orange. Orange.
- Mommy loves really red bell peppers. Look, red!
- This onabe has so many colors. Here's some white kamaboko. Here's some green kikuna.
- Your bath toys are so colorful. Thomas is blue. This little toy is pink.
- Look, it's your rubber duck. What color is your rubber duck? Yellow!
- Look, a pink t-shirt. Mommy loves pink! Remember, you can like any color you want, okay?
- Which t-shirt do you want to wear? This one's pink. And this one's blue. You can pick any color you like.
音声ファイルのまとめ
それでは、また次回会いましょう! Love you guys!