
おうち英語の定番語りかけフレーズ「Push the button!」。エレベーター/おもちゃ/電子レンジ/洗濯機/炊飯器で役立つ簡単英語を、3秒音声&動画で学べます。シーン別の使い方・バリエーション・発音のコツ、リアクション英語まで。初心者のママでもOK。
目次
フレーズ紹介
短いフレーズをまずは覚えてみましょう👍ここで紹介する表現は、誰でもすぐに使えるものばかりです!
Push the button!
ボタンを押してみて!
👉 「ボタンを押して!」という意味だけですが、エレベーターでも、おもちゃ遊びでも、車でも使える万能フレーズです。英語育児とおうち英語をされている親御さんにいっつもお勧めするフレーズです⭐️
日本語の意味:「ボタンを押して」
そのまま日本語にすると「ボタンを押して」。
子どもにも伝わりやすい、とても直訳的な表現です。
おうち英語での使い方
ボタンを押す場面は日常生活の中にたくさんあります。ここでは実際に赤ちゃんと子どもと一緒に使える具体的なシーンを紹介します。
エレベーターで
子どもはエレベーターのボタンを押すのが大好きですね!これは世界共通です😆私はアメリカ人ですが、国関係なく、エレベーターに着いた瞬間に「ボタンを押したい!」と小さなか子どもがいいます。Push the buttonという英語のフレーズは、エレベーターを呼ぶ時に使えるだけでなく、エレベーターに乗って行き先ボタンを押す時にも使えます。例えば、
※音声と他のバリエーションは下にあリます。
- Can you push the button?
- Look! The door opened!
おもちゃのボタンで
音の出るおもちゃや光るおもちゃでも楽しく応用できます。繰り返し遊ぶ中で、自然に耳に入る英語が増えていきます。例えば、
※音声と他のバリエーションは下にあります。
- Push the button. It makes a sound!
- Can you push the button again?
キッチンで
キッチンには意外とボタンがたくさんあります。例えばタイマー、電子レンジ、コーヒーメーカーや電気ポット、そして炊飯器。もちろんどれもボタン操作です。
さらに日本の家電は、ボタンを押すと可愛いチャイムやメロディが鳴ることも多いですよね。これが子どもにとっては「因果関係(Cause and effect)」を学ぶ絶好のチャンスになります。「そう!ボタンを押してくれたから音楽が始まったよ!」と声をかければ、遊びながら学びにつなげられます。
洗濯機も同じです。ボタンがたくさん並んでいて、スタートボタンを押すと楽しい音が流れるので、語りかけのきっかけにしやすいですよ。
発音ポイント
短いフレーズでも、英語らしい発音を意識すると子どもに正しい音を届けられます。ここでは簡単に気をつけたいポイントを説明します。
英語らしい言い方のコツ
「Push the button」というフレーズには、日本語には存在しない英語特有の発音があります。ここで特に注目したいのが「button」の /t/ の音です。
日本の小学校で「/t/ はひとつの音」として教えられますが、実際のアメリカ英語(私はアメリカ人です😆🇺🇸)では、/t/ には5種類以上の発音があります。単語のどこに現れるかなどによって、発音が変化するのです。
「button」の場合は /t/ は単語の真ん中にきますよね。この位置の /t/ は、自然なアメリカの日常英語では 声門閉鎖音(glottal stop) に変わります。カタカナで表すとあくまで目安ですが、「バトゥン」ではなく「バッン」に近い音になります。難しそうですね🤭

なお、日本で生まれ育ったお子さんは英語の歌やテレビを聞いているだけでは、正しい音声入力を得られない」ことが数年前の研究で判明されていることです。たしかに真似して言えるかもしれませんが、脳の中では日本語の音として処理されてしまうため、日本語訛りの英語につながり、フォニックス習得の難しさにも影響します。
もしお子さんが 英語デビューBOX(👉 音素に特化した英語デビューBOX) のように遊びながら音素を体験できる教材で正しいインプットを受けていれば、「button」の自然な /t/ の発音も聞き分け、発音できるようになっているはずです。
とはいえ、親御さんがネイティブでない場合や、他の教材を使っている場合でも、心配はいりません!
「button」を日本語式に「バトゥン」とはっきり発音してもOK!大切なのは「親子で楽しく英語を交わすこと」であり、正しい/簡単な両方の発音を聞かせてあげることです。
このブログでは両方の発音(音声)サンプルを載せていますので、安心して言いやすいのを使ってくださいね。
バリエーション表現
一つのフレーズから広げていくことで、子どもの反応に合わせた語りかけができます。
バリエーション表現(エレベーターで)
Push the buttonは、エレベーターで使う時に、このようなバリエーションもあります!音声ボタンでぜひ聴いてください!

見て!ボタンだよ!

ボタンを押して!

見て!エレベーターがきたよ!

ボタンが押せるかな?
発音ポイント:音声を聞いていただくとわかると思いますが、「You」を強調しています。このまま真似していただければ、「さあ、できるかな?」というニュアンスが伝わります。

ボタンを押そうか?

いつもボタンを押してくれるね。ありがとう!

ボタンを一緒に探そうか。

なんて可愛くて小さな指だね🥰

ボタンを押してくれたね!ありがとう🥰

本当にありがとう!

みて!ボタンの電気が着いた(ボタンを押した後にいう)!
バリエーション表現(おもちゃのボタンで)
最近、ボタンが付いているおもちゃが多いですね!私もボタンを押したくなるぐらい😆おもちゃのついたボタンを見た瞬間に「あ!これ、英語のプチ語りかけのチャンスだ!」と思って次のようなフレーズを使ってみてください

すごい!みて!ボタンだよ!

ボタンを押してみる?

このボタンを押したらどうなるかな?

このボタンを押すとどうなるかな?

どのボタンを押したい?

どの色のボタンが好き?

そうそう!もう一回押して!

もっと強くボタンを押していいよ🥰
※命令文になるので優しい以下の音声のように言い方に気をつけましょう。

もっと優しくボタンを押していいよ🥰

ボタンを押したから音楽が流れ出したね。

ボタンを押したからピカピカするようになった。

ボタンを押したから歌を歌い出したね。
バリエーション表現(キッチンで)
キッチンでも「Push the button」というフレーズを使い機会がたくさんあります!下の音声をお聞きください!

見て!ボタンだよ!

スタートボタンを押して!

とりけしのボタンを押してください!

ボタンを押して温めて!

ボタンを押して待とうね

あと1分で温まるね!
毎回、「あと2分」などをいうと、親御さんにとっても簡単な英語ですし、お子さんにとってもいい英語の数字のインプットにつながります!

タイマーを設定しよう(かけよう)
※このフレーズの難易度は高めなので、タイマーを使う時に「Push the button!」だけでもOK!

こっちのボタンを押してくれる?

あとでピーという音が鳴るよ
動画でチェック
実際のシーンを動画で見てみましょう。
赤ちゃんと一緒にエレベーターで「Push the button!」と語りかけている様子をご覧ください。
動画を見る(おうち英語・語りかけ:「Push the button」の使い方)
関連記事
👉 関連記事はこちら