「おうち英語」って、どうしたらうまくいくの?
英語教室に通わせるだけでもでも、アプリを使うだけでもない。私はずっとそう感じてきました。
「おうち英語」は、親子の日常の生活の中で英語を“生きた言葉”として取り入れること。

絵本を読んだり、気持ちを話したり、一緒に歌ったり。そんな日常の中の小さな瞬間こそが、子どもの英語力を育てる種になります。
目次
「おうち英語」ってなぜそんなに大切なの?
「おうち英語」がOKな時もNGな時もある」という記事でもお話ししましたが、日本では「おうち英語=かけ流し」と思われる方が多いです。しかし、おうち英語の専門家と有識者と話をすると「いや、そんなことは全然ないよ!」と全員に言われます😂
「おうち英語」とは、子どもを英語の動画の前に座らせたり、フラッシュカードやドリルで覚えさせたりすることではありません。
それは、日常の中で親子が本物のコミュニケーションを積み重ねていくことです。

絵本を一緒に読んだり、気持ちを話したり、歌をうたったり、身のまわりの英語に気づいたり。そんな小さな瞬間の積み重ねが「おうち英語」です。
研究によると、子どもが言葉をいちばんよく学ぶのは、受け身のインプットではなく、やり取り(インタラクション)と関わり(エンゲージメント)を通してです。だからこそ、使う教材は「親子の会話を引き出すもの」「好奇心をくすぐるもの」「笑顔が生まれるもの」であることが大切なのです。
Twinklとの出会いと、特別リソースパックの誕生
そんな想いの中で出会ったのが、教育(英語教材)プラットフォーム Twinkl Japan(トゥインクル・ジャパン) でした。
世界中の先生たちに愛される教材サイトですが、実は日本の家庭でも「おうち英語」に活用できる宝の山なんです。私もその一人です。
今回、私はTwinkl Japanと協力し、「おうち英語」家庭向けの特別リソースパックを作成しました。日本の家庭にもっと自然な英語とのふれあい時間を届けたいという想いからです。

このパックには、私が厳選した10個のおすすめ教材が入っています。すべて「親子の対話」を中心にした内容で、どんな家庭でもすぐに始められます。
こんな能力が育つ!
「おうち英語」を始めるときに大切なのは、正しいツールを選ぶこと。
子どもたちが英語に自信をもち、楽しみながら学びをスタートできるように、家庭で使う教材には“質”が求められます。
けれども、日本で本当に質の高い英語教材を探すのは、実はとても難しいこと。「どれを選べばいいのか分からない」「英語が苦手だから使いこなせるか不安」という声をよく聞きます。あとお金も結構かかるので買ってから失敗したらショックですね。
私がずっと使っているTwinklだと全くこの心配はありません!
世界中の先生や保護者に愛されている教育プラットフォームで、英語圏で使われている教材がそのまま日本でも手に入ります。何より、おうち英語を実践する家庭にぴったりなんです!
今回、私はTwinklの膨大な教材の中から、特に「おうち英語」と相性がよく、すぐに家庭で使えるものを10点厳選し、特別な教材ガイドとしてまとめました。どれも私自身が家庭で実際に使い、子どもたちとの英語時間を豊かにしてくれたお気に入りばかりです。
たとえば、絵本教材。
絵本は私にとって、「子どもと世界をつなぐ対話の入り口」です。英語を“教える”ためのものではなく、親子が感じ、考え、話し合うきっかけになるもの。Twinklにはそんな絵本がたくさんあり、ページをめくるたびに「英語って楽しい!」という感覚が広がります。

さらに、ボードゲーム教材も選びました。
ゲームを通して、子どもは自然に英語で「順番を待つ」「ルールを理解する」「相手の気持ちをくむ」ことを学びます。学びながら、笑いながら、英語が“使える言葉”に変わっていく時間です。
このリソースパックは、特別な知識や発音力がなくても大丈夫。親子で一緒に遊び、話し、笑うだけで、「おうち英語」が自然に広がっていくように作られています。
私が作ったリソースパックの中にこういうテーマにした教材がたくさん入っています。
- Feelingsポスター:感情を英語で表現しながら、親子で気持ちを話し合うきっかけに。
- 英語ボードゲーム:家族で遊びながら、会話やルール、順番を英語で楽しむ。
- ダイバーシティ教材:違いを尊重する心を育て、世界の多様性を知る第一歩に。
- All About Meポスター:自分のことを英語で書いて、自己肯定感を育てるアクティビティ。
どれも自宅のプリンターで印刷でき、おうち英語を無理なく続ける仕掛けがたくさん詰まっています。遊びながら、親子の英語時間が自然に生まれるように設計されています。
リソースパックはこちらからダウンロードできます
Twinklと私が大切にしていること
私がこのコラボレーションを決めたのは、Twinklが持つ「教育をすべての家庭に届けたい」という理念が、私の考える「おうち英語」と深く重なっていたからです。
今回のリソースパックも、おうちでの英語体験を“特別なイベント”ではなく“日常の一部”にしてもらうために作りました。
国際子育てフェア2025での特別インタビュー
2025年10月25日に、国際子育てフェス2025で私はTwinkl Japanのカントリーマネージャー、リアン・マクギリカディさんと対談しました。テーマは「おうち英語」でした。

お話の中では、
- 日本の家庭がTwinklをどのように活用できるか
- 世界の家庭ではどんな「おうち英語」実践があるのか
- そして、英語を“勉強”ではなく“つながりの言葉”に変えるコツ
を一緒に深掘りしていきました。
世界で活躍する7名の教育・子育て専門家が登壇。英語教育、対話式子育て、多文化共生など、おうち英語をさらに深めるヒントが詰まっていたイベントになりました。
リアルタイムでイベントに参加できなかった方は、こちらからアーカイブをご覧になれます。


