男の子ママも必見!?ひな祭りまつわるエトセトラ(人形編)

皆さんはじめましてこんにちは!!祭り大好きユナと申します!レバイン式子育てには胎児期よりお世話になっております!毎日ヒーヒーいいながら子育て邁進中✨

2月が近づくと、「雛人形ださなきゃなー」と思い起こす今日この頃。

でも、ひな祭りのことを言うほどはしらないな~と思い、いろいろ記事にしてみることにしました😃✨

今回のテーマ:

因みに、「ひな祭りにまつわる〜〜」特集として多くの記事をアップしたので、ぜひ読んでみて、親子で、そして家族で沢山話し合ってください。

Parenting-What-Is-A-Hinamatsuri-Doll-01

となっております✨記事の中の「ここに注目!」項目は「声かけ」や「語り掛け」のネタとなる部分です。是非ご覧ください😊

この記事では、人形がどのような人で、どのような役割があるかについてお話していきます。

ひな壇そのもの

ご存じの方もいると思いますが、ひな壇そのものは、

お内裏様とお雛様って何者!?

一般的にお内裏様と呼ばれる人形=男雛・天皇・親王

一般的にお雛様と呼ばれる人形=女雛・皇后・お姫様

実は、「内裏」というのは「人名」ではなく、天皇の私的区域名称なので、人称系にするならば、男雛・女雛両方とも「お内裏様」となります。

POINT

●女雛の扇●

儀礼用のため、材料は木、檜扇といいます。

上流階級の女性は昔、みだりに顔を外に出すべきではないとされていたので、顔隠し宮中のイベント進行やマナーについて忘れないようにメモとしても使われていたようです

●男雛の笏●

こちらも行事の失敗がないように、裏にメモを張り付けたりしていたようです。つまりカンニングペーパー!?Σ(・□・;)

三人官女って何者!?

官女=天皇皇后が住む宮中に仕える女官のこと。結婚の儀においては、お姫様のお世話係をする人です。

POINT

既婚者(年長者)がいます!

昔の既婚者の証=眉毛がなく、お歯黒人形によってはこの容姿になっていることがあります。ちなみに既婚者or身分の高い官女は真ん中のお人形です。また、

お子さんの才能がうまくのびるように願いを込めたり、むしろ本人にお願いしてみたら?という提案もいいかもしれません。三人官女が持っている道具は基本的に「右側(お酒を直接注ぐ)左側(お酒をたす)真ん中(お酒を渡す)」役割を担うためのものです。

五人囃子って何者!?

実は全員未成年の少年楽団!!(約11歳~16歳でおかっぱの髪型と、着物が袴スタイルは少年を意味)なので、雛人形の五人囃子は顔が幼くつくられています。

右から

地謡(能の舞にそえられる歌と歌い手=楽器をもっていない人形)

他4人は囃子で歌を盛り上げるために楽器をもっています(お囃子=楽器は決まっており、笛、大鼓、小鼓、太鼓)

POINT

着物をよくみてみると、上着を脱いでいる人形があります!太鼓など大きく体を動かすような楽器では上着を脱いだほうが演奏しやすいからでしょうね~!

結婚式では音楽を用いて場を盛り上げる役割です。元気な子に育つように応援するという願い(役割?)も込められているようです✨

右大臣・左大臣って何者!?

役割名は随身とよばれ、警護担当です。衣装から想像つき分かりやすいですね~😊

しかしながら・・・本来右大臣・左大臣は政治にかかわる人で、警護のような服はきないとのことで、名称はまちがっているようです(^_^;)本当は、衣装から左大臣=左近衛中将 右大臣=右近衛少将とのことです。

POINT

お気づきでしょうか?一人は老人、もう一人は若者ですね!これには意味があります

左大臣=老人:知性と学問の持ち主

 →驚くべきことに、今でいう「内閣総理大臣」レベルの位だったそうです。

右大臣=若者:力を司る

知識と力をもって悪い者(こと)がやってこないように!という願いが込められているようです。

仕丁って何者!?

「三人上戸」と呼ばれ、「頼まれたらなんでもやるぜ★」の、呼ばれたときに働く日雇いバイトさん的な感じです😃位としては一番庶民に近く、主に雑用全般で、外出時の従者役から身の回りの世話までしていたので、いろいろな道具をもっています。(人形が作られた地域や時代によってもっているものが違うそうです)

POINT

人形の表情をご覧ください!ほとんどの人形が「怒る」「笑う」「泣く」の表情で作られています。これは、「表情豊かな子に育ちますように」という願いも込められているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?現在雛人形として活躍している人形以外にも本当はもっといろいろな種類(役割をもった)の人形があったようですが、商売する方々が最終的にこの15体に決めたようです。(私の義理姉の8段飾りのひな壇には、歌人が3体程追加?されていました)

ひな壇といえば、もちろん人形が主役!とのことで、「ひなまつりにまつわるエトセトラ(声かけ編)には、人形を用いてどうやって子供に声かけするか、話し合いや意見交換をするか?を書いています。興味があれば見ていただければと思います😊

今回こちらで紹介した人形にまつわるエトセトラはほんの一部です。もしご興味がある方は、さらに深堀すると、雛人形からいろいろな角度で日本文化を学ぶことができます。(下記にリンクも記載します)

お子さんと一緒に調べてみてはいかがでしょうか?

読んでくださりありがとうございました。少しでも皆さんのお役にたてれば、またヒントになれば幸いです。

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